薬剤師
当研究室で活躍する薬剤師の声を紹介します。
私は6年生薬学部を卒業後、薬学博士を取得し精神疾患病態研究部で研究者として働いています。学生時代は基礎研究分野で脳科学者を目指し研究に励んでいましたが、その傍ら薬剤師として働いていく中で、精神科領域の薬物治療におけるエビデンスに基づいた医療の遅れを感じていました。そこで、基礎研究だけではなく臨床研究もできる研究者を目指し、この精神疾患病態研究部の門を叩きました。臨床研究初心者でしたが快く受け入れてくださり、様々なノウハウを教えていただきながら研究をしています。研究者のスキルだけではなく、薬剤師としての薬学的視点を活用してデータの収集・管理を行っており、それぞれの研究者が得意分野を生かして携わっています。臨床研究に対する興味と熱意がある薬剤師が大きく活躍できる環境が整っていることが、精神疾患病態部の強みだと思います。
薬剤師Aさん
薬剤師Aさん
仕事内容 |
国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所精神疾患病態研究部では、日本を代表する精神医学多施設共同研究体であるCOCOROを牽引し、統合失調症、気分障害、発達障害等の臨床研究データ、バイオリソース等の収集、蓄積及び管理を行い、新たな疾患分類による病態解明と診断法・治療法の開発を行っています。 ※上記について関心が高く、研究チームのメンバーとして意欲的に研究を推進することができることが求められます。研究の進捗によってはこれら以外の作業を行うことがあります。また、一般的なPC操作スキル(ワード、エクセル、メール、インターネット)、他職種との調整等を行うため、コミュニケーション能力や協調性などが必要となります。 |
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応募資格 |
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待遇等 |
橋本亮太 ryotahashimoto55@ncnp.go.jp