書籍紹介
『統合失調症薬物治療ガイド―患者さん・ご家族・支援者のために―』が出版されました!
本書は、2015年に発行された『統合失調症薬物治療ガイドライン』を、患者さんやご家族また支援者に向けてわかりやすく解説したものです。
『統合失調症薬物治療ガイドライン』は、これまで国内にはなかった科学的根拠に基づいた診療ガイドラインです。医師と患者さん・ご家族・支援者が薬物治療を選択する際の判断材料になることを目的として作成されました。主に専門家である精神科医に向けて作成されたため、患者さん・ご家族・支援者が手に取りやすい、さらにわかりやすいガイドが求められていました。そこで本書が作成されました。
本書は、統合失調症の薬物治療について、疾患の各段階や症状における臨床疑問に答える形で構成され、より読みやすく工夫されています。また、当事者や精神科医療に携わる多様な専門職による読み方についてのアドバイスも掲載し、主治医との治療方針の相談や支援者との共有の材料としてご活用いただけます。
患者さんやご家族が希望や考えを出し合って治療方針を決定していくことが治療の基本です。協働を通じて症状や病気と上手に向き合い、ご本人らしい生き方を見つけていただくための一助となることがガイドラインの価値であり、統合失調症治療の目標です。
詳細・ご購入に関しては以下をご覧ください。