ガイドライン一致率を評価するための計算表

ガイドライン一致率は100%を最大とし、治療の内容に応じて減少します。複数の治療内容が併用されている場合は、治療内容ごとに減少します。減少が-100を超える(0%以下になる)場合は、一律0%とします。

ガイドライン一致率を評価するための計算表 (IFS)
  • ガイドライン一致率は統合失調症薬物治療ガイドライン2022、日本うつ病学会うつ病治療ガイドラインの内容を理解したうえで使用してください。
  • 治療内容を具体的な内容に書き換えた計算表が統合失調症とうつ病にそれぞれあります。計算表を使用するにあたり、まず診断をする必要があります。
  • 統合失調症の場合は、治療抵抗性か、非治療抵抗性(=治療抵抗性ではない)かを診断します。治療抵抗性であればクロザピンの処方があるかどうかを確認します。
  • うつ病の場合は、軽症、中等症・重症、精神病性のいずれかを診断します。
  • もし、修正型電気けいれん療法(mECT)による治療や、うつ病における認知行動療法(CBT)による治療を考慮したい場合は、オプションとして「計算表(mECTあり)」、「計算表(CBTあり)」を使用することもできます。