EGUIDEプロジェクト統合失調症の初年度講習前QIについての報告

概要

2016年にはじまったEGUIDEプロジェクトで、初年度の講習会に先立って、参加44施設における1164人の統合失調症患者さんへ の処方のパターンを医療の質指標QI(Quality Indicator)を用いて示した報告です。参加施設全体の抗精神病薬の単剤処方率は 57%でしたが、抗うつ薬の併用は8%、気分安定薬の併用は37%、抗不安薬や睡眠薬の併用は68%でした。 毎年の講習の実施に伴い、今後これらの指標がより良い方向に変化していくことが期待されます。

表:介入前2016年度 統合失調症入院患者に対する診療の質指標(Quality Indicator; QI)

表 介入前2016年度 統合失調症入院患者に対する診療の質指標(Quality Indicator; QI)

この内容は「Neuropsychopharmacology Reports Volume40, Issue3」に掲載されました。原文はこちら


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